公害防止組織の構成や各役割について
特定工場では、公害に関する専門的な知識を有する人で構成する「公害防止組織」を設置しなければなりません。ここではその公害防止組織について説明していきたいと思います。
公害防止組織は3つの職種から成り立っています。「公害防止統括者」と「公害防止主任管理者」と「公害防止管理者」です。それぞれは次のような役割を担っています。
【公害防止統括者】
工場の公害の防止に関するさまざまな業務を統括し、その管理を行います。この公害防止統括者は資格が不要ですので、工場長など普段から統括指揮するような方が適任です。
【公害防止主任管理者】
公害防止管理者を指揮する役割を担い、公害防止統括者を補佐します。これには資格が必要とされ、部長、課長の職務についておられる方が想定されます。
【公害防止管理者】
公害防止施設においてその運転や維持、管理、燃料、原材料の検査などの実務に関する役割を担います。これは施設の直接の責任者が想定されます。この公害防止管理者も資格が必要となってきます。
ちなみに公害防止管理者は一定規模以上の工場(ばい煙発生量が1時間あたり4万立方メートルで排水量が平均1万立方メートル以上の工場)に選任することが義務付けられています。また、常時使用する従業員の数が20人以下の特定工場では公害防止統括者が不要となっています。そして公害防止管理者は公害発生施設ごとに選任する必要があります。
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